i-Constructionで実現するSociety5.0

建設業が実現するSociety5.0

Society5.0では、i-Constructionを深化することで、建設業の生産性を2025年までに2割向上させることを目指しています。本記事ではSociety5.0とは何か、i-Constructionとの関係は?、従来と比較するi-Constructionの取組などをまとめて紹介します。

Society5.0とは

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、
経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
内閣府「第5期科学技術基本計画」より

 Society5.0は「超スマート社会」と表現され、定義の通り仮想空間と現実空間をシームレスに結びつけることを目標としています。

Society5.0

 Society5.0は、これまでの狩猟社会(1.0)、農耕社会(2.0)、工業社会(3.0)、情報社会(4.0)を土台とした、人類史における5番目の新しい社会を指しています。これまでの情報社会では、インターネットを経由し仮想空間に存在するデータベースへアクセスすることで、情報を入手し活用してきました。Society5.0では、現実空間のセンサーからの膨大な情報が仮想空間に集積されます。それらの情報は、仮想空間で人工知能(AI)が解析し、その解析結果を現実世界の人間に様々な形でフィードバックするのです。人智を超えた人工知能が情報を解析することで、これまでにはできなかった新たな価値が産業や社会にもたらされることになるのです。

Society5.0とi-Constructionの関係

Society5.0とi-Constructionの関係

 i-Constructionは、測量・設計から、施工、管理までの全プロセスにICTを導入し、生産性を向上させる取組です。Society5.0では、このi-Constructionを深化、具体的には測量から設計、施工、維持管理に至る建設プロセス全体を3次元データで繋ぐことで、建設業の生産性を2025年までに2割向上させることを目指しています。

i-Constructionの取組

i-Constructionの取組

 土木工事の従来の作業フローは、実地に赴き作業員が測量を実施するところからスタートします。設計図から施工土量を算出し、設計図に合わせ丁張りを設置した後、丁張りに合わせて施工。検測と施工を繰り返し整形し、最後に書類による検査を実施します。

 i-Constructionにおける土木工事の作業フローは、作業員の代わりにドローンを用いて写真測量等で短時間かつ面的な3次元測量を実施します。3次元の現況地形データと設計図面の差分で施行量を自動算出し、ICT建設機械を自動制御することで建設現場のIoTを実施します。施工後の検査もドローンによる3次元測量を活用でき、出来形の書類が不要となり検査項目が半減します。

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参考
・国土交通省「国土交通省におけるSociety 5.0への取り組み
・内閣府「Society 5.0
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