ICT

ICTとは?

ICTとは、Information and Communication Technology(情報通信技術)の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを意味します。

ICTは、単なる情報処理にとどまらず、ネットワーク通信を利用した情報や知識の共有を重要視しています。スマートフォンやIoTが普及し、さまざまなものがネットワークにつながって手軽に情報の伝達、共有が行える環境ならではの概念です。

「IT」と「ICT」の違い

ITとは、Information Technology(情報技術)の略で、コンピューターやインターネットから、それらを構成するハードウエア、ソフトウエアの応用技術までの幅広い範囲の総称です。
ICTとITは、ほぼ同義語ではありますが、何を重視するかで使い分けが行われています。
ITはハードウェアやソフトウェア、インフラなどコンピュータ関連の技術そのものを指すのに対し、ICTは情報を伝達する方法や情報伝達を活用する方法などを指しています。

国際的にはICTという言葉が広まっており、日本でいうITの意味も含めてICTと呼ばれています。
日本では、2000年に政府が「e-Japan」構想を打ち出し、「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」(通称「IT基本法」)が成立したことを受け、ITという言葉が頻繁に利用されるようになりました。
その後、2004年に「e-Japan」構想を「u-Japan」構想に改正した頃からICTという用語を使い始め、国際的な影響もあり、昨今日本でもITに変わってICTが広まりつつあるようです。

建設業界におけるICT化

建築業界におけるICT化の例として、スマホやタブレットを用いた図面や工数の確認、映像システムを用いた遠隔での業務指示などが挙げられます。
例えば、今まで現場と事務所を行き来して行っていた進捗確認を映像で行うことで、仕事の効率化を図ることが可能となります。

また、現場でのちょっとした図面の確認や修正も、紙ではなくデジタル端末で行うことで、情報の共有が迅速に行われます。

このようにICTの技術を活用することで、業務の効率化を図り、人手不足の解消と生産性の向上が期待されています。

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