アウトカム指標

アウトカム指標

欧米諸国で実施されている政策評価の基本的な方式は、「業績測定」とよばれています。「目標によるマネジメント」の観点から評価をするもので、成果=アウトカムに着目した目標を設定し、定期的にその達成度合いを測定するものです。

アウトカム指標とは?

アウトカム指標とは、施策・事業の実施により発生する効果・成果(=アウトカム)を表す指標です。

例えば「交通安全の推進」という施策のうち、「歩道の設置」という事業があるとすると、「歩道を年度内に〇m設置する=アウトプット」であり、その成果として「交通事故件数が〇%減少する=アウトカム」となります。

アウトカム指標導入の目的

従来の工事は、資源の投入(インプット)、工事結果(アウトプット)の評価にとどまっていました。
今日の国土交通省の政策立案においては、アウトカム目標とアウトカム指標の両方を設定することで、目標による行政運営の実現を政策評価の目的の一つとしています。

【参考文献】

・国土交通省「『アウトカム指標』とは」より
http://www.thr.mlit.go.jp/iwate/siryou/report/report/management/management03/SIRYOU2.PDF

・国土交通省「国土交通省の政策評価Q&A」より
https://www.mlit.go.jp/hyouka/07_qa_03.html

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