最近テレビやネットなどでよく聞くようになった「IoT」。
今後、日常生活だけでなくビジネス分野の発展においても、IoTの役割は非常に大きいものであると期待されています。
IoTとは?
IoT(アイオーティー)とは、「Internet of Things」の頭文字をとった略語で、「モノのインターネット」と訳されます。
元々インターネットにつながっていなかった様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネット経由または相互に通信することにより、自動認識や自動制御等を行うことを意味します。
今までのインターネット等のネットワーク通信では、人がデバイスに入力または操作することで指示が与えられ、なんらかの動作を行うというものでした。
それに対しIoTは、人が能動的に指示を与えなくても、モノ自身(センサー)が情報を感知・収集し、リアルタイムにデータとして送信してくれるのです。
IoTが建設業にもたらすメリット
安全性の担保
建設業にIoTを導入すると、測量をドローンで行ったり重機や建機を自動化することが可能となり、作業員が物理的に現場で行う作業を減らすことができるため、安全性の確保につながります。
コスト削減
部材にICタグを付けることにより、必要な部材のピッキングや在庫チェック、発注業務がスムーズになります。
作業の一部を自動化することで、人的コストも削減できるため、IoTとICT技術を組み合わせれば膨大な時間と費用の削減が可能になります。
タイムロスの削減
作業に使う機器や設備にIC端末を取り付けてリアルタイムに稼働状況を把握し、日々の稼働状況をAIで分析すれば、設備機器の不具合発生タイミングを予測しやすくなります。
そうすると、設備機器の故障や突然の稼働停止を未然に防ぐことが可能となり、作業の突発的中断とそれに伴うタイムロスを減らすことができます。
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