- 事業内容
- 土木工事業
- 社員数
- 50~99名
- 完成工事高
- 10~49億円
導入の課題
- 利用しているPROCES.Sのバージョンが古くなっており、最新のOSに対応できずに、サーバー自体の保守も5年以上経過しているために保守終息していた。
- 当初契約していたライセンス数よりもシステムを利用する人数が増えてきたが、常に利用するわけではないので追加ライセンスを購入してまで対応するか悩まれていた。
- 10年以上前に導入している為、今回バージョンアップする必要があったが、バージョンアップ費用をできるだけ安価に抑えたかった。
- 今回バージョンアップを行うので、将来的に発生するバージョンアップ費用やサーバーの更新費用などをできるだけ抑えられるシステム構築を行いたかった。
ご提案の範囲
土木工事業システム化のポイント
- 建設業に特化した建設業向けERPシステム(PROCES.S)を今までと同じオンプレミス型での導入でなく、クラウド型での導入を行うことで、バージョンアップ費用と将来的な費用を抑えることができる。
- 現在利用しているPROCES.Sのバージョンがインストールライセンスであったのに対して、最新のバージョンは同時接続型ライセンスに変更されており、システム利用者の増加にも柔軟に対応できる。
- 現在は社内システム管理者が社内サーバーの管理を行っている為、何かトラブルがあった際には対応に追われてしまい、他の作業ができなくなっているが、クラウド型で構築することでシステム管理者をサーバー管理から解放することができる。
- オンプレミス型でバージョンアップした場合の半分くらいのコストで、クラウド型でバージョンアップすることができる試算となった。
土木工事業の導入効果
サーバーのインストール作業の撲滅
- 社内の担当者が行っていたサーバーのインストール作業を撲滅することができた。
ウイルス対策からの解放
- サーバーに個別にウィルス対策ソフトをインストールする必要がなくなった為、インストールの手間と毎年の更新費用を削減することができた。
見えないコストの削減
- サーバー本体の電気代だけでなく、サーバー室の温度を下げる為に入れていたクーラーなどにかかっていた電気代を削減することができた。
システム利用における利便性の向上
- インターネットに繋がっている環境であればシステムを利用することが出来るようになった為、今までよりもシステムを活用する場面が増えた。
導入システム構成
土木工事業の今後の展望
サーバーの障害対応のリスク排除
自社にサーバーを設置しないことで、サーバー障害発生時の保守対応や復旧時のデータ復元作業などのリスクを排除できた。
柔軟なサーバースペックの強化
クラウド環境の為、システム利用者の増加やデータ容量の増加があった際にも柔軟にサーバースペックの強化を行うことが契約の更新のみで対応可能。
クライアントPC故障時の対応の容易さ
最新のPROCES.SはWeb型システムとなっている為、クライアント故障時にもクライアントの修理が終わった後に再度インストールする手間が発生しない。
BCP対策の実現
システム環境自体がデータセンターに構築されている為、個別にデータのバックアップなどの対策を講じなくとも標準でBCP対策を行うことができている。